バックラベル作りは、難しいけど楽しい

文字はミリ単位の指定。

決められた情報の表示。

限られた印刷スペース。

プラス、マーケティング要素を盛り込む。

 

なかなかチャレンジな案件が、このバックラベルの準備。

 

今回は720mlと300mlのラベルが必要。

酒のラインナップは2つなので、合計2×2の4パターンを用意しないと。

 

で、

ようやく720ml用の実寸のバックラベルが出来てきた。

後は、ちょっとした内容の変更があるのみ。

 

今日1日で、何十枚プリントしただろうか・・。

変更を加える度に、プリンターから出てくるラベルを見るのが楽しみ。

 

今日中に300ml用も完成させよう!

タイと日本の経済協定「JTEPA」を調べるのに、アチラコチラと…

ちょっと前から、タイ(Thailand)と日本とのJTEPA(経済連携協定)について調べています。でも、調べたくても「どこで情報を得れるのか?」が一番の悩みで、なかなか進展させる事が出来ません・・。まだまだ情報が見つからないので、時間が凄くかかります。

 

例えば、、実際に関係機関と思われるところに電話をしても

「今からお伝えするOXOXO番号へおかけ下さい」

「OOOOという所に聞いてみてください」

と、どんどん回されていきます・・。

 

一体、誰がThe Person in Chargeなのか!

 

とりあえず、行き着くところまで

とことん調べ上げたい

と思います。

 

こういう、仕事の悪戦苦闘って大事ですね。勿論、誰か知り合いの方が経験があって、その経験を教えて頂けるなら直ぐに解決する話ですが、今の所JTEPAに詳しい知り合いがいないので・・・。各国、貿易プロジェクトの進め方が異なるので、悪戦苦闘しますが、楽しいです。来週も月曜日朝一から積極的に動きます。

11蔵元による利酒会

ちょっと前に、吉田さんに教えていただいた会に行ってきました。

昨日のイベントに引き続き2日連続でのイベントチェック。

 

かっこよく1枚撮らせて頂きました↓

 

吉田さんの所のラインナップはよく口にするので、飲むと何か安心するような気がします。

 

コモ樽のミニチュアがアイキャッチだった「開運」さん。

昨日のイベントでは売り切れたお酒もあったので、今日はじっくりと試飲してみたかった。

色々説明をしてくださり、試飲できたので知識を入れながら味わえました。

 

土井さんは、とにかく親切な方という印象。他の方々の質問にも細かく回答をしていました。

話が聞けると、酒造りのこだわりは勿論、愛情も感じる事が出来ますね。

 

秋田清酒株式会社の伊藤さん。

このKawasemiが僕の中のお気に入りでした。海外のインポーターも好きそうな気がします。

お忙しいのに親切に色々と説明をしてくれました。ありがとうございます。

 

 

「陸奥八仙」のラインナップを出されていた八戸酒造さんのブース。

こちらでも海外受けが良さそうなラインナップが複数りました。

僕は元々青森出身なので、何となく地元の蔵と聞くと味が気になりますね。

 

今回のこのイベントでは北~南の味わいを比べることが出来たので、すごく充実した時間を過ごせたな~と思いました。これから少しずつ、海外輸出向けのポートフォリオを充実させていきたいので、試飲し続けて自分が探している味を見つけたいと思います。今後も積極的に試飲会に足を運ぼう。

第四回 「酒は未来を救う」のイベントを見学

今日は、横浜は大桟橋ホールで開催された、チャリティーイベント: 「酒は未来を救う」を見学に行ってきました。30もの日本酒の蔵元が集まると聞いたので、色々試飲出来て良いかなと思いまして。

 

チャリティーなので、入り口には赤十字さんが募金活動をしてました。

 

会場内はこんな雰囲気。合計で750名の方が来場と言っていたな・・・。

開催時間は短いはずなんですけど、写真で見てのとおり、かなりの数の来場者ですよね。僕は直前に吉田さんに教えてもらったから知りましたけど、みなさん、一体どうやって会の事を知ったのかのでしょう・・・。とにかく、すごい人気でした。

 

このイベントは、よくある業界向けの試飲会や、鑑評会に比べると気軽に参加できるイベントという感じで、若い人や女性の方など沢山こられていました。こうやってみると、若い年代(30~40代)の方の日本酒への人気は結構あるんじゃないの?と思うほどでした。特に、このイベントは開催時間が丸一日とういわけでもなく、ほんの数時間なんですよね。そのためにわざわざ駆けつける皆さんはすごいな~と思いました。僕はたまたま近くに住んでいるので、ラッキーでした。

 

熱心なファンの方がいろいろと蔵人さんに質問をしてました。

 

試飲用のお酒を注ぐ蔵元さんたちは大忙しでしたね。

 

僕は、蔵が位置する立地、商品の価格帯などを考え、試飲するアイテムをピックアップ。富田さんの酒が前々気になっていたので、一番最初に試飲をしてみました。すごくスッキリした感じで飲みやすい第一印象を受けました。 また、パッケージもシンプルで良いなと思って見ちゃいましたね。統一されたブランドイメージがある感じです。

 

こういったイベントは、普段からお酒を飲んでいる人にとっても楽しいイベントでしょうし、このエリアで新規の営業先を開拓したい蔵元さんにも良いチャンスの場なのかもしれませんね。きっと、飲食店の方も多く来ていたでしょうし、酒屋さんもきていたと思います。まあ、なによりチャリティーイベントなので、人が集まって募金活動になった事が一番か・・・。こういった形でのチャリティーというのも、ユニークで良いなと思いました。参加する方も自分の参加費がチャリティーという形で、どこかで役に立つのなら・・・と思うと、気分が良いですよね。

 

 

さてさて、短時間の開催なのに、結構飲みたいやつが売り切れたりしてたので、ビックリしました。皆さん一瞬でたたみかけるように試飲をしたのでしょうか?売り切れは悲しいな~。急げばよかったかも。

 

この時期ということで、新酒を味わうことが出来、とても良い時間をすごすことが出来ました。おりがらみもフレッシュな感じで良かったです。また良い勉強になりました。来年も開催されるなら是非また足を運んで見たいイベントでした。

インドネシアへの日本酒の輸出、販売について

去年の話になりますが、インドネシアのインポーターさんから日本酒の輸出・輸入についての話がありました。仕事にはならなかったのですが、話があったので、色々と調べる機会をもらいました。で、その時の印象ですが、まず第一に情報が殆ど出てこない!なぜか?それは国の事情があるような、ないような・・・。それと、税金についてが、かなり気になりました。高めの税金をかけて、自国のビジネスを守ろうとするのか?はよくわかりませんが、他の国々と比べても、かなり違うんだな~という印象を受けたのを覚えています。もしかしたら日本インドネシアというダイレクトではないルートのやりかたがあるのかもしれませんね。

 

ワインの輸入業者さんなんかも、知恵を絞ってうまく輸入するスキームを持っている?のかもしれませんね。。。例えば、近隣のほかの国を経由させるなど・・。毎回調べていて思うのですが、国によってビジネスの土台が全然異なるなと実感します。まあ、実際の案件になった話ではないので、あまり突っ込んで調べていませんが、今後規制緩和等がすすみ、もっとスムーズに商売が出来るようになれば良いなと思ってます。あと、貿易をするうえでの情報も必要なので、なにか良いソースを見つけたいな・・・と思います。

 

 こういうのは、小さな会社が変える事ができない話なので、政府同士で経済協定を結ぶなどの、次なるアクションが生まれると動きが活発になるなと思います。お互いの国の人々にとってメリットのある体制が整えば嬉しいですよね。 まだちょっと、ハードルが高い国なので富裕層や観光客向けに日本酒の輸出をするならありだと思いますが、現地の一般人に普及させるには、ちょっと難しい気がします。ホテル向けなどの販路をお持ちのインポーターがいれば、パレットで1つ2つは輸出する事は可能かな・・と思っています。

アメリカへ日本酒のサンプルを発送

昨日、発送予定の日本酒のサンプル第一陣が到着しまして、今日の午前中に残りが来ました。今回のサンプル発送は、先日インポーターが来た際に決めた銘柄をもう一度現地で受けそうか?どうか?反応を見るために使用されるサンプルです。本番では結構な数を動かすので、ズレがないか確認を取るのは大事なことですよね。あちらもスムーズに事を運びたいと思うので、僕たちも出来るだけ早くに対応できるように動きました。いつも蔵元さんが迅速に動いてくださることにも、とても感謝です。

 

さて、発送するサンプルの酒が全てそろったので早速発泡スチロールのプロテクターに入れました。現地の運送会社さんは結構手荒く扱う場合もあるので、こういった梱包作業は大事ですよね。以前、初めてアメリカにサンプルを送ったときは、半分も割れて届いた苦い経験があったので、それからは必ず発泡スチロールのプロテクターに入れるようにしています。それからは破損0です。これを使うと、スペースをとってしまうので、送れる本数は減ってしまうのですが、でも壊れない方を優先的に選びたいので、必ず使うことにしています。

 

梱包を終えて、FDAのシステム上で日本酒の事前登録。去年、これをやり始めたころは、かなり悪戦苦闘したし、とにかく情報がなかったので大変な思いをしたのですが、何回もやっていくうちに慣れたので、作業もだいぶ早くなりました。この作業は絶対必要な作業なので、アメリカにアルコール飲料を輸出したい方は避けて通れない事前登録作業です。このFDAのPNのやり方については、日本国内ではなかなか情報が出ていないので、初めて利用される方は結構悪戦苦闘すると思います・・・。僕もそうでしたし。まあ、経験をつむなり、外部に外注する、コンサルに依頼をしれば、なんとか出来るでしょうが・・・。こういう実務が出来るようになると、仕事がよりいっそう楽しくなりますよね。僕は難しい事があれば、逆に燃える方なので、どんどん色んなことにチャレンジをしていきたいですね。

 

Anyway,

このFDAのPNも直ぐに出来たので、夕方には発送する荷物をPICK UPしてもらい、無事にアメリカへ送ることが出来ました。後は、現地の通関で時間をとられなければ、3日~5日ぐらいで、インポーターの手元に届くと思います。

 

最終的に、今回送るサンプルを皆さんがテイスティングし、「間違いない!」となれば、いよいよ商品登録等の作業に進むので、より具体的に輸出プロジェクトが動きます。平行して、ラベルのカスタマイズ、裏ラベルの作成等も進める必要があるので、実際にコンテナを出すまでは、かなり忙しくなりそうです。それがまた、楽しみですね!

シンガポールに向けての日本酒輸出、販売について

ちょっと前にシンガポールから日本に起こしになられた飲食業界の方々から貴重なお話を頂いた。その方たちは、現地のレストランで働いていて、日本酒を口にする機会もあるとの事。でも、もっと美味しい日本酒があるのではないか?という好奇心から、わざわざ来日されました。

 

また、一緒に蔵巡りを出来たので楽しい時間を過ごす事も出来ました。

日本に来られただけあって、とても積極的に色々と質問をしてきました。

 

普段、瓶からグラスに注いで飲んでいる酒が、どのように造られるのか?と見ることが出来れば、誰もが好奇心でいっぱいになりますよね。僕も毎回、蔵元さんの所を見学する時はワクワクします。

 

 

話し変って、シンガポールからは以前一度、日本酒の輸出・輸入の話がありましたが、ちょっと輸入後の商品の扱い方、流通の仕方があいまいだったので、Business Relationshipを構築する事を諦めた記憶があります。

 

今現在、日本食をアレンジしたようなフュージョン系?というのでしょうか、それともオリジナルシンガポール料理というのでしょうか、そういうトレンドがあるらしく、その際に日本酒も人気があるそうです。特に、観光の方などをターゲットとしている飲食店などで人気を聞きました。

 

これからもっと伸びるのでは?と思っている国ですので、これからも積極的に開拓していきたい国ですね。

 

 

現地から来られた方と話をして思ったこと

 

これは、全員が全員という訳ではないのは当然ですが、「質」にこだわる人が多い印象を受けました。国自体は大きくないのですが、ビジネス的言えば、かなり活発な地域ですよね。日本からも沢山の企業が進出していますし、また他のアジアの国からも色々な商売が集結している地域だと思います。

 

そんな地域では、勿論食事なり、飲み物、生活に関わるもの全て・・・、にQualityを求める人たちがいる訳ですよね。日本から色々な食材が輸出されているのは有名な話ですし、現地ではちゃんとスキルの高い日本人のシェフが飲食店を切り盛りしている場所もあると聞いています。なので、現地人の中でも、もっと日本の物に触れたいというニーズは結構あるのかな?と思っています。やはり、一度良いものを知れば、他にも無いかな?って探したくなりますよね。僕はそんな性格なので、1つ気に入れば、次、次と試してみたくなる好奇心が沸いてきます。そんな感じでシンガポールでも日本酒への注目度があがり、ニーズが増えれば面白そうですよね。

 

今回、色々と話をさせて頂き、シンガポールの人たちの様子をうかがう事が出来ました。

これは、近々実際に行ってみて確かめてみたいですね!

 

まずは今集中しているコンテナの輸出をやり、その次のプロジェクトとして

シンガポールに力を注いでみたいと思います!

京都へ

今日は、京都の蔵元さんの所へ、今現在進めているプロジェクトのお知らせに行ってきました。

 おととい急に行く事を決めたのですが、やはり電話やメールよりも直接会って話しが出来た方が

良い事ってありませんか?

 

僕は思い立ったら、直ぐ行動!の人間なので・・・。

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今日、京都に行ったのは、アメリカの輸出の件です。

先日インポーターさんを連れて、蔵元さんの所へ視察に行ったのですが、その後の進展として、正式な注文をお願いしたいと思い、足を運びました。メール、電話より何となく気分がいい気がして・・。僕だけでしょうか?

 

特にようやく決まった案件なので、会ってご報告をしたいな~と思いました。

また、輸出を始めたい!と思ったときから色々とお世話になっている蔵元さんなので、感謝の気持ちもお伝えしたくて・・・。

 

特に去年は、何回もサンプルを送るたびに、ご協力頂きましたし、

打ち合わせも何度かしてくださいました。

 

そんな親切な対応に僕も是非応えたい!と思い、

ひたすら輸出できるように動き続けてきました。

 

ようやく、ここで進展があったので本当に良かったです。

蔵の皆さんには、良いご報告が出来たと思います。

フランスからお越しのsylvainさんとランチ(France Sake)

去年知り合ったsylvain(スィルベイン)さんが、嬉しい事に今年もフランスから日本にお越しになられたので、一緒に浅草でランチをしました!

 

 

ご一緒に。

 

今回、僕が選んだのは、浅草で昔ながらの天ぷらが楽しめる「葵丸進」さん。

(http://www.aoi-marushin.co.jp/top.html)

 

sylvainさんは、フランスで日本酒を広げる活動を色々としています。

http://www.nihonshu.fr/

 

日本酒の他にも茶道や合気道も詳しく、とても親日家の方です。

それに、日本語もかなり上手。

 

今回の来日で、色々な蔵元さんを訪問したそうです。

獺祭にも行き、酒造りを経験してきたとか・・・。

前にも他の酒蔵に行って、酒造りを体験した事があるそうで、かなり情熱的。

 

1年ぶりの再会でしたが、とても充実した時間を過ごす事ができました。

世界中に知り合いがいると、楽しいですね。

島根県、吉田酒造さんの酒蔵見学に

 ブランドネーム「月山」で知られる、吉田酒造さんの酒蔵に来ました。

仕込みの忙しい時期にもかかわらず、皆さんが親切に蔵をご案内してくれて、とても嬉しかったです。

 

今回の見学の理由は、アメリカよりおこし頂いているインポーターを連れて行き、実際の酒造りを見させていただく事がメインの目的となります。また、実際に製造者と会う事で、お互いの信頼関係も生まれ、今後もいい関係をキープ出来ると思います。

 

 

 

杜氏さんの熱のこもった説明を、僕も通訳。こういう時に、アメリカの大学を卒業して良かったと実感しますね。

 

仕込んでいる吟醸酒の状態。このタンクが置かれている部屋に入るだけでも、フルーティーでテンションが上がる香りがするのですが、蓋を開けていただくと、中の状態が確認できます。ボコボコと細かな泡が出ており、順調にプロセスが進んでいるようでした。

 

こちらは別のタンクで仕込まれていた酒です。まだ仕込んでいる途中の酒ですが、試飲をさせていただく事が出来ました。

 フレッシュなので、シュワシュワとした感じがあります。

普段なかなか味わえないフレッシュさなので、ちょっと感動的ですね。

この状態でもシッカリとアルコールがあるので、少し試飲・・・と思っていると、少しずつほろ酔いになりそうです。

 

 

 

最後に玄関にて、写真撮影をしました。

ご覧の通り、2月という事で雪が降っています!

 

横浜に比べるとやはり寒いですね。でもよく考えれば、僕は青森出身ですが・・・。

でも、普段関東ではそんなに雪が降るほど寒くならないので、島根の寒さは結構ビックリです。

位置的に日本の南・・・なので暖かいのかな?とずっと思っていたのですが、

冬は普通に寒い地方なんですね。

 

この寒さが、吉田さんの酒の味を引き立てていると思うと、寒い~なんて言ってられないですね。

 

 

とても親切にご案内頂き、本当に嬉しかったです。

輸出プロジェクト、成功させましょう!

海外からのインポーターを連れて、蔵元へ

 

 約1年前からやり取りを続けている蔵元さんの所へ

ようやくインポーターを連れて行くことが出来ました。

インポーターも、生産者側のプロダクションの規模、作り方を見たいとの

強い希望でしたので、今回の蔵見学が実現しました。

とても充実した時間を過ごせました。

 

ディナーは、懐石料理をご馳走になりました。

 料理の綺麗さ、美味しさにインポーターは驚きっぱなし。

うーん、凄い。

 

こういう時に、ふとまた日本の良さを感じるな。

 

僕達のTripは次の場所へ・・・。

続く。