今シーズンの蔵見学はとても充実

今シーズンは今までに行った事のない県にも足を運び、蔵見学をさせて頂きました!

 

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新幹線で行くよりは飛行機が良いエリアは、国内線の飛行機で移動です。MAX70名ぐらいの飛行機に乗るのは珍しかったのでテンションが上がりました。国内移動は、だいたい1,2時間以内で到着するので楽ですね。

 

さて、蔵見学で面白いなといつも感じるのは、2パターンのご案内がある事です。

 

  • 普通な感じでご案内してくださる蔵元
  • 「自分の秘密基地」をワクワクしながら見せてくださる蔵元

これは、いつも感じる事です。

 

で、どうしてこんな雰囲気の違いを感じるか?と自分なりに考えてみたところ、色々新しい事に挑戦している蔵元は、「秘密基地」のように案内してくださっている気がします。「実はさ、うちはこんな感じで酒造りしているのよ!他とは違うでしょ!?」みたいな感じです。で、実際に見学させて頂くと、「こんなの初めて見る!」という驚きがあります。

 

そういう驚きというのは、とても新鮮です。良い悪いではなく、「ユニークさ」が出ているのが面白いなと思いました。こういった蔵見学の違いというのは、色々な蔵を見学した人にしか分からない気づきかと思います。

 

 

今シーズンの蔵見学で一番ワクワクしたのは、ビンテージ物の酒を試飲させて頂いた事です。

  • 94BY
  • 99BY
  • 2004BY

それぞれずっと冷蔵保存。

重要なのでもう一度、それぞれずーーーっと冷蔵保存!

 

2015_4

20年たっても、「ほぼ透明」な日本酒を見た事がありますか?

 

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こちらは99BY。

 

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2004BY。

 

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3つの酒を並べても、この透明感です。元々そんなに主張しない香りの酒造りをされている蔵の酒だったので、ビンテージによる香りの差は大きく感じなかったのですが、Sharpな感じやAfter tasteは大きな差があって驚きました。

 

蔵元が20年物の酒をわざわざ空けてくださり、一緒に食事とペアリングを楽しませてくれる・・・。分かる人には分かると思います・・・、このレア感が。

 

最近は海外出張、国内出張とかなり飛び回っているのですが、素晴らしい蔵見学が出来たのが嬉しかったです。蔵元達が夜中1時、2時までお付き合いしてくれてPricelessな時間を過ごす事が出来ました。今度は皆さんの酒を1本でも多く輸出して恩返しをしたいですね。

 

今年は面白いプロジェクトを何個かやっているので、どうなるか?が楽しみです。

 


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano

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