輸入会社の要望に応えれるように、免許の条件緩和手続き

「リキュールや焼酎も輸入してみたい」

 

実は、清酒以外の酒類の話がたまに出たりします。僕自身も柚子酒や梅酒は海外の友達でも飲めるんじゃないかな?って思いたので、輸出できる体制を整える必要があるなと去年から感じていました。

 

以前、日本に海外の友人が来た時も、清酒のリキュールを飲んでもらいましたが、結構好評でした。Citrus系の味は、一般的だとグレープフルーツ、レモン、ライム、オレンジとかが海外で一般的ですよね。その手の味は、既にカクテル等でも色々と出ているので、あまりハードルは高くなく、すんなりと飲んでくれます。

 

柚子の味(Yuzu Citrus)はどうでしょう?

これは、結構皆さんシトラス系でもユニークな味わいだね!と喜んでくれます。海外のインポーターに柚子胡椒を渡した事もありますが、その味も気に入っていました。

 

梅酒は?

僕個人の舌だと、梅酒は好き嫌いが分かれるのかな?と思ったりします。でも、実際にアジアの方々とお話をすると、梅酒人気はあります。「女性の飲み物がまだ充実していないんだよ」というインポーターさんの意見もありました。ほ~なるほど、そういう問題もあるのね・・・、って思ったのを覚えています。女性向けに作られているアルコール飲料がまだない国。よく考えれば、その市場はまだまだ開拓出来そうですよね。

 

 

焼酎も海外市場ではニッチ

 

11月にニューヨークへ行った際は、「SHOCHUが最近人気なんだよ!」という小売店の方もいました。焼酎はコアなリピートファンがいるようです。僕がそのお店にいる間に来たお客さんの中の一人が、数本の焼酎をまとめ買いして帰った光景を目にしました。「へ~、そんなに買うと結構高額なんじゃないのかな?」と思ったんですが、嬉しそうに買い物をしていました。好きな人は、お金を出してでも買う現場を見させていただきました。

 

1月に僕が住んでいる鎌倉で、いつもお世話になっているコンサルの方と沖縄料理屋で新年会をしたのですが、その際に泡盛をお店の方のお勧めで頂きました。さすが、数多くの泡盛を扱っているだけあって、「お客さんには、この蔵のをお勧めします!」と、飲みやすいものを出してくれました。「すんなり飲める」という第一印象。もともと、もっとパンチが効いている・・・という先入観があったのですが、そういう事は全然無く、とても飲みやすい泡盛でした。

 

「飲み方」、「勧める人の知識」、「ルート」、「ニーズ」があれば、焼酎はもっと海外に輸出されるチャンスがある気がします。あとは、国々によって異なるアルコール度数に対する税金等を見比べて、どこの市場がポイントになってくるか?を明確に出来れば、タイミングをみて提案できるかもしれませんね。

 

 

体制を整えて、もっと積極的に活動する

 

やっぱり輸入会社も、皆さんそれぞれ好みが違うので、彼らの好みに応えれるように、うちの会社も体制を整えないとな~とずっと思っていました。そして去年の秋ぐらいから、何社かご協力のお願いをし、全部で4社から承諾をいただく事が出来ました!ご協力、ありがとうございます。勿論、取引先の海外の輸入会社からも承諾して頂きました。あとは、銀行から残高証明を出してもらって、ようやく全部のネタが揃いました。

 

そして今週、清酒に+αで、更に4つのカテゴリの条件緩和の手続きを税務署へ提出しました。この4つのカテゴリが追加されると、サンプル発送も出来るようになりますし、海外のインポーターにも積極的に提案が出来るようになります。

 

2月の後半にアメリカに行くので、その時もサンプルでリキュールを数本持っていく予定です。今回のイベントは、卸売業者さんが集まるイベントですので、その場でリキュールの味も確かめてもらって、どんな評価をされるのか?を試してみようと思います。

 

今年は、去年以上に積極的に動いていく予定ですので、扱える酒類のカテゴリが広がるのは、1つ重要なステップかもしれません。今後どんな動きになっていくか、楽しみです!


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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