通関を問題なく通り、コンテナヤードへコンテナが運ばれる・・。
全ての工程で、何か問題が発生しないか?
かなりドキドキします・・・。
何だかんだで、大小の問題は起きるし。例えば、書類の不備だったり、倉庫の手配だったり、パレットの話だったり。でも、プロセスが進み嬉しくなる時はいつもある。
一番困るのは、輸出日が遅れてしまい、インポーターに迷惑がかかる事。
これは一番避けたい事ですよね。
海外のインポーターは、首を長くして日本酒が船で送られてくるのを待っているわけです。一日も早く入手し、出来るだけ早くに卸売さんに流通させ、その先の消費者さんの手元に届けたいと思っている訳です。そんな流れの根元にあたる日本側でドタバタし、輸出するプロセスが遅れるというのは、とにかく避けたい事です。
輸出は遣り甲斐がある!と思いながらも、結構心配事も多いです。コンテナ1つにかかっているお金だって、高額です。もしも、インポーターの手元に無事に届かなかったら・・・なんて考えるとストレスもたまります。
だから、なるべくミスの無いように、出来るだけ早くに物事が進むように・・・
と願いながら毎日仕事を進めます。
そんなこんなを乗り越えて、気分が晴れる時があります。
例えば、輸出許可通知書が手元に来たとき↓
(大額)って書かれていると、
やっぱり結構なケース数だよな~と実感します。
知り合いのコンサルさんが以前言っていた一言。
「1ケース送ろうが、1000ケースを送ろうが労力とかかる時間は一緒。」
まさにその通りだと思う。
輸出出来るようになるには、結構長い道のりだな~と思います。
最初の段階は蔵元さんが決まらないとか、インポーターが決まらない、
両者が決まっても条件を詰める作業はすごくナーバスになるし、
もうどうしよう!!!って思うことは沢山ありました。
でも、やっていると遣り甲斐や達成感は大きい。
これも事実です。
そしてその先には、現地の業者や消費者が商品を待っている。
想像するだけでも楽しいと思いませんか?
難しいだけあって、実際に出来た時は、嬉しいです。
引き続き頑張ろう!