免許の緩和で日本酒の国内市場は、さらに厳しくなるのか?

酒関連の仕事をされているなら9月~の免許緩和について、ご存知ですよね?

 

簡単に言えば、

(1) ワインの輸入免許が取りやすくなりそう・・・

(2) 全酒類の卸売り販売免許が取れるかも!?という期待がUP

こんな感じでしょうか。。。

 

 

【期待】

国内の卸売り業者の数が増えるなら、それは商品を扱ってくれる会社が増えるかもしれませんね。

期待しましょう・・・。

 

【恐怖】

もしもワインの輸入業者さんが増える場合、市場のバランスが若干変わるかもしれないですね。

現在あるAと言う市場にBという商品が入ってきた場合、Aの代わりになるので恐怖です。

もしかしたらBに当たるワインが伸びるかも・・・と考える事も出来ますね。

 

そもそも、ワインは年間約1000億ぐらいの輸入量。酒の輸出は80億ぐらい。

そう考えてみても、ワインの輸入量はカナリ・・・です。

 

この現状が、今後どう変わるのか?

気になったので、早速国税に電話して聞いてみましたー。

 

中野:

「9月から免許の緩和がスタートしますけど、国税的に市場がどう変わるか?どの様にお考えですか~」

 

国税の担当者さん:

「免許の緩和によって、どのように市場が変わるのか?はやってみないと分からないですね~」

 

中野:

「ハイ、ごもっとも!」

・・・。

結局、自分一人で妄想する事にしました。

 

 

うちの会社は、日本酒の海外輸出プロジェクトを進めていますが、

併設してコンサルをやってる事務所も別にあります。

 

 

担当のカザマは、「今年はワインの輸入免許の相談が結構多いな~」と言っています。

日本酒の輸出免許に関する相談は今までどおり少ない」との事。

 

勿論、これからの改正をチャンスにもっと相談が増える事も期待されます。

 

「ワイン VS 日本酒」

この構図を日本国内市場だけで考えた場合、どんな動きがあるのでしょうか?

 

 

今日の産経新聞に

マッコリに負けるな!! “日韓どぶろく戦” 日本酒「にごり」「発泡」で猛反撃

 

という記事がありました。

 

そこには、日本酒の新しいスタイルが書かれています。

まあ、新しいといっても、スパークリング、濁りについて・・・ですが。

でも、それは大事かと個人的には思います。

 

違う角度から攻める事。

これ、大事ですよね。

 

そういう事にチャレンジしている会社が出ていました。

 

Porter five forces analysisというのをアメリカで習いましたけど、

まさに今その内容が現実のビジネスで起きているな~と実感しています。

 

変化に対応する行動を取っていないと、流れに取り残されますね。

さあ、僕はもっと積極的に動くゾ!


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano

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