シンガポールへの輸出でお世話になっている冨田さんから教えて頂いた、「若手の夜明け2013」という、
約30蔵が集まるイベントに行ってきました。
参加人数はどの位かは不明ですが、会場は沢山の来場者で賑わっていました。
3月~色々なイベントがあるので、色々な蔵元の酒を試飲するには良い時期ですね。
今回のイベントも北から南まで様々な蔵元が集まってました。
僕が七本槍さんのブースに足を運んだ時は、冨田さんは燗酒を用意していました。僕は普段、冷やした酒をワイングラスで飲みますが、たまには燗も良いですね。冷やした酒とは異なり、独特の香りや味の広がり方があって、違う表情を見れるのが奥深さでしょうか。
山形の楯の川酒造さんの酒が印象的
今回のイベントで海外のインポーター好みの味かな?と思ったのは、山形県の「楯の川酒造」さんの酒。
代表の佐藤さんのところには沢山の方々が来て試飲をしたり、質問をしたりしていました。そんな忙しい中でも、とても親切に対応をしてくださいました。
今回のイベントのように日本各地の蔵が集まり、その中から数多くの酒を試飲していると色々な違いを比較できるので良い勉強になります。この楯野川ブランドの味は海外の方々が喜びそうなメリハリのある香りと味がある酒だと思いました。
また、ブースの飾り方も上手だなという印象を持ちました。試飲用に出されている酒の隣には、この様なハガキサイズの印刷物が置いてあります。写真や情報も分かるので、手に取るユーザーとしては嬉しいですね。
こういったブースでのちょっとした魅せ方は、大事ですね。
米の精米が見れるサンプルも商品の説明の際に情報をプラスαしてくれるので大事ですよね。
ブースや商品を見ても、ちゃんとブランディングを考えたり、上手な魅せ方を考えている印象を受けました。やはりこういったマーケティングツールの活用をしている所と、やらない所では少しずつ差が出てくるような気がします。
また、平和酒造さんのリキュールで使用しているラベルはユニークだなと思いました。
文字を表示するには、太めで大きくないと見辛いかもしれませんが、マークを凹凸をつけて表示するには、面白いラベルですよね。こういったアイキャッチなラベルは商品棚でも目立つと思うので、手に取ってもらう機会も増えると思います。
今回のイベントでは色々な味を試飲できた事も良かったですが、ブースの様子を比較できたのも良かったです。ipadで動画を見せているブースもあったりと、各蔵の魅せ方の違いも見れて充実した時間を過ごせました。
引き続き興味があるイベントには積極的に足を運んで学んでいきたいと思います!