アメリカへ日本酒のサンプルを発送

昨日、発送予定の日本酒のサンプル第一陣が到着しまして、今日の午前中に残りが来ました。今回のサンプル発送は、先日インポーターが来た際に決めた銘柄をもう一度現地で受けそうか?どうか?反応を見るために使用されるサンプルです。本番では結構な数を動かすので、ズレがないか確認を取るのは大事なことですよね。あちらもスムーズに事を運びたいと思うので、僕たちも出来るだけ早くに対応できるように動きました。いつも蔵元さんが迅速に動いてくださることにも、とても感謝です。

 

さて、発送するサンプルの酒が全てそろったので早速発泡スチロールのプロテクターに入れました。現地の運送会社さんは結構手荒く扱う場合もあるので、こういった梱包作業は大事ですよね。以前、初めてアメリカにサンプルを送ったときは、半分も割れて届いた苦い経験があったので、それからは必ず発泡スチロールのプロテクターに入れるようにしています。それからは破損0です。これを使うと、スペースをとってしまうので、送れる本数は減ってしまうのですが、でも壊れない方を優先的に選びたいので、必ず使うことにしています。

 

梱包を終えて、FDAのシステム上で日本酒の事前登録。去年、これをやり始めたころは、かなり悪戦苦闘したし、とにかく情報がなかったので大変な思いをしたのですが、何回もやっていくうちに慣れたので、作業もだいぶ早くなりました。この作業は絶対必要な作業なので、アメリカにアルコール飲料を輸出したい方は避けて通れない事前登録作業です。このFDAのPNのやり方については、日本国内ではなかなか情報が出ていないので、初めて利用される方は結構悪戦苦闘すると思います・・・。僕もそうでしたし。まあ、経験をつむなり、外部に外注する、コンサルに依頼をしれば、なんとか出来るでしょうが・・・。こういう実務が出来るようになると、仕事がよりいっそう楽しくなりますよね。僕は難しい事があれば、逆に燃える方なので、どんどん色んなことにチャレンジをしていきたいですね。

 

Anyway,

このFDAのPNも直ぐに出来たので、夕方には発送する荷物をPICK UPしてもらい、無事にアメリカへ送ることが出来ました。後は、現地の通関で時間をとられなければ、3日~5日ぐらいで、インポーターの手元に届くと思います。

 

最終的に、今回送るサンプルを皆さんがテイスティングし、「間違いない!」となれば、いよいよ商品登録等の作業に進むので、より具体的に輸出プロジェクトが動きます。平行して、ラベルのカスタマイズ、裏ラベルの作成等も進める必要があるので、実際にコンテナを出すまでは、かなり忙しくなりそうです。それがまた、楽しみですね!


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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