タイ行きのコンテナ船が日本の港を離れ、無事に酒を輸出しました

先週、無事にタイへ日本酒を輸出する事が出来ました。

 

今回難しかったと思ったのは、「時間のマネジメント」でした。インポーターの方は出来るだけ早くに日本から輸出して欲しいとの要望でしたので、それに応えたいと思い、必要書類の作成や商品の手配、コンテナ・船の手配と短時間でまとめていきました。

 

また、時期的にアメリカでの酒プロモーションの時期と一緒だったので、飛行機の中や、現地のホテル、レストラン等でパソコンと電話を駆使して、全ての物事を進めていきました。

 

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こんな豪快な朝食を食べながら、隣ではパソコン…。

 

また、うちのスタッフも前回シンガポールの輸出の際に、僕抜きで船会社とのやり取りや蔵元とのやり取りをしてくれたので、今回はスムーズに輸出準備を進めることが出来ました。

 

タイへの輸出の際は、書類の準備が他の国より複雑で難しくなります。多分、この内容を知っている人は、殆どいないと思います。僕も去年の春からず—っと調べて、悪戦苦闘してきたやり方ですので…。四苦八苦して身に付いた経験値のお陰で、今回は超特急の話でも何とか対応が出来そうです。1パレットで数万円の差が出る手続きで、輸入者がBenefitを得ます。これを実現出来るようにするには、輸出者のノウハウやスキルがプロジェクトを左右します。

 

来週現地で通関を通り、早ければ来週中、それかその翌週には、インポーターの倉庫には全ての酒が搬入されるはずです。様子を見て、近々タイへ現地視察に行こうと思っています。そこで今日インポーターと電話で話した時に、その話をした所、こころよくOKしてくれました。一年半くらい前に視察に行きましたが、その当時はまだ現地に日本酒を輸出していなかったので、今回現地に行き、流通している現場を見れば、より一層プロジェクトへのモチベーションが上がりますね。

 

動けば動くほど、良い仕事が入ってくるはずです。引き続き、積極的に日本酒の輸出プロジェクトを進めていきたいと思います。今年は、更に今現在商談を進めている別の国の取引が開始されると、もっと面白い事になりそうです。酒のラインナップや蔵元の数も若干まだ枠が残っているので、ご興味がある蔵元さんがいればお気軽にご相談頂ければと思います。Take your chance now or someone else will take it…


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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