京都・伏見の英勲さんと、月の桂さんの酒蔵見学へ

今日3月21日(木曜日)~25日(月曜日)までの5日は西日本弾丸ツアーです。今回のツアーでは、7つの蔵元を訪問する予定なので、かなり楽しみです。

 

まずは第一弾として、勿論京都の英勲さんです。齊藤社長には、僕が日本酒の輸出のプロジェクトを始める一番最初からお世話になっております。何度も足を運び、熱意を伝えて取引が開始できるようになりました。

 

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知っている方も多いと思いますが、いつも人の話を良く聞き、ポイントをずばりと突いてきて、そして筋が通っているコミュニケーションをされる方です。特に最初、僕がお声をかけた頃は、「勢い」しか見せれられなかったのですが、「やりましょう!」と快く応えてくださった方です。その最初の一歩がなければ、酒の輸出ビジネスは出来てなかったかもしれません。ですので、僕が本当の意味で酒を扱えるようになったのは、齊藤社長がキッカケでもあります。いつも感謝しています。

 

また、酒の輸出ビジネスを0からのスタートで本当にStarted from scratch…だった訳ですが、事実として最初に英勲さんの所に見学に行ってから2年と1ヵ月後には、アメリカの有名スーパーで商品棚のスペースを確保し、販売出来るまでとなりました。そのご報告もしたく、今回はご挨拶に伺いました。

 

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今度は、息子さんをアメリカに連れて行き、現地で同行営業をするのが僕の楽しみです。特に自分が居心地が良いと感じるHOMEから出て、言葉も文化も、右も左も分からない異国の地のビジネスの現場で、自社が作った商品を広める活動が20代で出来るのなら、こんなに素晴らしい経験はないと思います。若くてMotivationが高い人達であれば、何でもTry出来て、甘い苦い濃い薄い、なんでも経験すれば数字としてビジネスの結果が出てくると思います。そういう経験や時間をシェア出来る方がいると、仕事も更に楽しくなると思います。

 

ちなみに蔵には、近々急遽輸出する1200本の酒が既に完成し、出荷を待っている状態でした。自分が関係しているプロジェクトの酒を蔵で実際に見れるのは、とてもテンションが上がりますね!Freightの手配等を済ませて、出来るだけ早くに輸出したいと思います。

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英勲さんの酒は、年間1000ケース輸出したい!というのが僕のShort term goalです。

引き続き、積極的に頑張っていきたいと思います。

 

 

シンガポールへの輸出でお世話になっている、「月の桂」の増田さんにもご挨拶へ

 

増田さんには、シンガポールへの輸出の案件で色々とお世話になってます。結構無理を言って、図々しく色々とお願い事をした事もあるのですが、全部対応してくださった方です。京都に来て素通りして帰れないので、ご挨拶に行きました。

 

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伏見で最も歴史のある蔵と言われています。今までにも色々な蔵を見学させて頂きましたが、月の桂さんの蔵は、昔ながらの製法を大事にしている蔵という印象があります。勿論、モダンなテクノロジーもありますが、「コンピューターが使えなくなったら酒造りは出来ないなんて事になりたくない」とおっしゃり、今でも手作業での酒造りも大切にしているそうです。ポリシーを感じて、凄く良い訪問となりました。

 

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ステンレス製ではなく、木の香りがする麹室。蔵のいたるところに、昔ながらを感じさせる場所があります。日本酒が文化だと耳にする事がありますが、こういった蔵もまた、文化だなと思います。

 

 

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古酒、Vintage sakeを寝かしているところ。瓶が部屋中にギッシリとあり、10年ものもあれば、それ以上の酒もあるそうです。あと少しで半世紀物の酒も…。凄いですね。オリジナルのStyleがあるのが、魅力的です。

 

 

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蔵の隅々まで丁寧にご説明してくださいました。

 

 

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そしてPleasure time… テイスティングです。良いグラスで全て用意してくださいました。ありがとうございます。ゆっくりとテイスティングさせて頂いたので、沢山Tasting noteを取る事も出来ました。今度の資料作りや海外への提案の際にも活用したいと思います。

 

 

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右と左で異なる古酒です。「米の違いが10年後の酒の味に、凄く影響するんだよ」と、色々と古酒についてもお話を聞かせて頂きました。10年かけて語れる話は奥が深いですね。

 

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キレイなGoldenです。

 

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有名な、にごり酒もテイスティングさせて頂きました。何種類かのにごりをお持ちなので、比較しながら飲む事が出来、とても貴重な体験でした。微炭酸でCleanなタイプは、食事とのペアリングも良いので、今日試飲したにごり酒は、アジア向けに良いなとあらためて思いました。

 

 

今日は伏見で2つの蔵を見学させて頂き、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。どちらの蔵の酒も引き続き積極的に輸出したいと思います。


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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