海外バイヤーと商談はしたけど・・・

「海外バイヤーの名刺はゲットした!あとは・・・」

 

実は最近多いご相談です。

  • 組合などがセットアップしてくれた海外バイヤーとの商談会に参加した
  • インポーターが見つかれば・・・・という思いで大金を払い海外の試飲会に参加した

でも・・・。

 

結果が出ない。

 

実はこのように悩まれている蔵元さんは、かなり多いです。

毎月何件もの相談を頂き、実際に会って話を聞く事もしばしば。

 

でも共通する事は1つだけです。

 

「得意な分野は自分達で行い、苦手分野は任せれば良い」

ただそれだけの事です。

 

でも、残念な事もあります。

「売上UPをして、会社の収益を上げたいのに、投資はしたがらない・・・」

 

LOW RISK, HIGH RETURN

を狙っている事に気づかない・・・。

 

そんな事でうまくいくなら、1200近くある蔵元さん、全員がうまくいっています。

 

ちなみに今現在は2012年の、もう年末近くな訳です。

今日現在、輸出で悩んでいる時点で後発組みなのは明確。

 

後発なのに、攻めの姿勢がない方は芽が出るでしょうか?

 

 

そもそも、市場のポジションを考えれば簡単に分けることが出来ます。

(1) ローカル

(2) 県外市場・都市部など

(3) 海外

 

この3つのポジショニングを考えた時に、自社の強い所はどこか?

強いと思っていても、他社と比べてどのくらい強いのか?

を考える必要がある。

 

都市部と考えた時は、どの流通網か?

Shopか、Restaurantか?

 

海外市場は?

ほぼ0に近い状態だからやりたいのか?

うまく行っているから、更に強化したいのか?

 

 

もしも海外進出を考えた際に、

「ほぼ0に近いからTRYしたいんだ!」

と考えているなら、かなり・・・・、そう、かなり戦略的に行動しないと

先駆者達には追いつく事は難しいと思う。

 

自分が狙っている目標輸出ケース数はどの位なのか?

年間100ケース程度なのか?1000ケースを狙っているのか?

 

その目標を達成するには、どうすれば近づくのか?

ってのがポイント。

 

 

海外バイヤーと何度か商談をしても、結果が出ないなら

早くやり方を変えないと、ビジネスチャンスを無駄にしているだけ。

 

自分達でどうしようもないなら、早くその分野で長けている人に任せれば良いと

判断するのは、経営者なら当然の事。

この判断と行動力をパパっと出来ないのは、明らかにミス。

 

海外市場担当者を雇うのは、どこの会社でも大変なんだから、

うまく連携できる所を開拓すれば問題は解決する。

 

そう、こうやって問題を解決するには

頭を使って、行動するだけ。

後は、中途半端に動かず、ガッツリ動けば結果は出やすい。

 

今動かずに、いつ動こうとしているのか?

相談を聞いていると、「勿体無いな~」と思うことだらけだ・・・。


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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