日本酒が海外で売れるようになるには…

Yoshi, I like this one…

 

鎌倉への帰りの電車の中で、こんな一行のメールが届いた。

「これが良い」

と言っている。

 

一体何の事か?

 

実は、次回以降のコンテナに増やす銘柄のフロントラベルのModify案についてだ・・・。

事務所を出る直前に、メールで

「Which one do you want to pick out of these labels?」

と選択を促した。

 

数ヶ月前からインポーターとネーミングを考え、そして蔵元さんのご協力も頂き、

このプロジェクトを進めている。。。

途中何個かハードルが出てきたりもしたが、ようやくここまで来た。

 

やり手デザイナーの岡崎さんのお陰で、

インポーターを納得させるラベル案が出来た事は本当に嬉しい。

いつも素晴らしい提案をしてくれる。

 

「人は見た目で9割の情報を得る」

これはマーケッターなら誰もが知っている話だ。

つまり、どう見えるか?かが売上を大きく左右する。

 

本当に売りたいなら、仕掛けないと放置していても売れることはない。

商品を市場でリリースするまでに、Step by Stepで準備し、形になる。

 

輸出ビジネスで僕が一番重要と思うポイント。

それは、、、、

「これ欲しい」

と相手に言わせること。

 

凄い単純。

でもそんなに簡単ではない。

 

特にPremium Sakeのように、現地に行けば日本の小売価格の何倍もの値段になってしまう商品は、

ハッキリ言って「安い買い物」って訳ではない。

ビールやワイン、現地生産のSakeに比べても価格は高い訳だ。。。

 

店の商品棚に1本分のスペースをとってもらうのは、容易ではないし、

その限られたスペースで「売れるアイテム」でなければ輸出する意味がない。

 

Competitiveな市場の中でも、売れて、リピートさせるには、

それなりに仕掛けが必要って訳。

 

そういうのを、0の段階から複数の人間で一緒に進めていくプロセスは、

かなり貴重で、遣り甲斐もある。

 

自分達で知恵を絞って、そして形にしていき、

地球の裏側の市場にリリースする工程を生々しく毎日やっている。

 

そのプロセスを経て1本でも売れた時は、感動的なのは当然・・・。

 

さあ、このラベル案を蔵元さんにも見てもらい、

OKが出るかどうか!?

明日はそこからスタートだ。


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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