「卸売り業者は段ボール箱をかなり見ている」
インポーターさんが来日した際に教えてくれた”ヒント”です。
倉庫までワインやビール、日本酒などを見に来る卸売り業者さんも結構多いそうです。特に僕達とお付き合いのあるインポーターさんの所では、倉庫の中で業者さん向けの試飲会などのイベントも活発に行っているそうです。そこで、「あの箱の中身は何?」というように注目を集めるような段ボール箱の商品はオーダーの数が増える傾向があるそうです。
「そんなのワインの業界だと当たり前だよ。最近はイタリアのが人気。」
そう教えてもらいました。
ちょっとネットで探すだけでも、こんなモダンな箱を見つけました。
インパクト系
シンプルで品格があるようなデザイン
ワインと日本酒、どちらもアルコール(酒類)の業界ですが、
商品的の流通を見れば、全くの異業種のようにも思えます。
なぜか「ワインはおしゃれ」、
日本酒は「力強い”男”路線」、
そんな気がします。しませんか?
ただし、海外市場では「日本酒=男の飲み物」という訳ではない。
- 友人、知人と日本食を楽しむ時に飲むもの
- デートで女性と一緒に飲むもの
- 健康に良さそうだから飲むという人
ちょっと想像するだけで異なるイメージがありますよね。
インポーターが言っていた不満
「今現在扱っている日本酒は、日本語だらけのダンボール箱でさ、ちょっとラベルを上から貼っている程度なんだよ。これじゃあ、業者さんに選ばれないよ。」
そういって、僕達が実際にプロジェクトを進めるときは、
- ボトル
- フロントラベル
- バックラベル
- ネーミング
- ダンボール箱
全てをトータル的にパッケージしよう、という話になりました。
ダンボールは、細かくバーコードの位置まで希望を伝えてもらいました。
先週、全ての商品のダンボールのデザインファイルを現地に送り、
昨日返事が来ました。
「Print them」
と。
さあ、出来上がりがかなり楽しみです。