「We need to modify the label for the TTB.」
和訳: 「登録用にラベルを修正する必要があるよ」
この様な話がインポーターから来ています。
これは、次のコンテナ用に追加する商品ラインナップについてです。
商品を輸出する前に全ての登録作業を終えたいので、製造工程表や酒質の登録作業があります。申請が通った後に、ラベルの登録作業があります。そこで登録したラベルを実際に量産し、貼り付ける必要が実際の流れです。
ここで1つ問題が。
「中野さん、今回のこの商品は日本国内で出回っているラベルで出したいんですよ」
との蔵元の声。
ラベルを見てみると・・・、
「アイキャッチな絵」 と 「漢字」
が描かれています。
「絵」はOKだと思います。
「漢字だけ」は、難しいかもしれない。
難しいというのは、海外の末端の消費者目線になった時の話です。
例えば、
4000円するお酒を酒屋で発見しました。
でも、そこに書いてあるのは「理解出来ないタイ語」。
何だろう?とは思っても、進んで4000円も消費したい!と思いますか?
どーでしょう。
僕なら・・・、NOですね。
その代わり、4000円でイタリアのワインか何かを買ってしまうかもしれない。
「ラベルを変更するにはコストがかかるんです・・。」
この声、痛いほど分かります。
既に出来上がった物に、手を加える時は、コストがかかる。
どの業界の商品でも同じですよね。
収益を得るには、投資も必要。
これは、経営者なら誰もそう考えていると思います。
投資無しで、収益を回収できる事は難しい・・。
日本側、海外のお互いの主張があるはずです。
さあ、ここでどうするか?
ここがポイントですね。
インポーターが、その先の卸が、小売店が、飲食店が、消費者が・・・、
買いたくなるような商品力が求められます。
関わる会社、全てにとって最終的に「利益・メリット」となるように
プロジェクトを進める必要があります。
その重要なポイントをクリアする為にも、Best Solutionを引き出そう。