9月23日の祝日に仙台の伊澤さんの蔵見学ツアーを体験させて頂きました。
いつも親切に接して頂き感謝しています。
実は今年、「春・夏・秋・冬」と4シーズン訪れされて頂きました。
4シーズンも来るって、どれだけ図々しいんだよ!って思う方もいるかもしれませんが、
4回も素晴らしい現場を見れるチャンスを得た人間は、絶対良い勉強になっているのは確かです!
この日は、関東はスカッと晴れていましたが、仙台周辺は曇り空でした。
でも雨は一滴も降らなかったので、過ごしやすい一日だったので良かったです。
山近くの田んぼは9月になると、こんな感じに・・・。
「実ってる」って感じです。
半年前の冬は、こんな感じだったのに・・・。
この時は空気がDRYで、明るいんだけど冷え込むといった感じでした。
5月は、田植えがされたばかりで、一面に水を張ったキレイな景色が広がっていました。
初夏になると、グングンと苗は伸び始め、緑色が濃くなっていきました。
写真を並べてみると、季節ごとに景色が異なるのが実感出来ますね。
9月後半になると、米が実り、ズシっとしています。
稲刈りをしている農家さんもいたので、作業を少し見学させて頂きました。
バリカンみたいに、どんどん稲を刈っていきます。そのスピードは結構早い!
そして稲刈りマシーンのタンクに米が溜まると、トラックに米を移していました。
酒米はまだ刈らない
「食用の米と、酒米は収穫時期が約1ヶ月くらい違うんだよ!」
と伊澤さんから聞きました。
「えっ?」
っと思いましたが、よく考えてみると、あれだけ長く成長する訳ですから、
それなりに日数は必要ですよね。納得できます。
そして、酒米の田んぼを見ると・・・
「本当だ・・・」
確かに、この隣りの田んぼは、食用の米を作っていて黄金色だったのに、
酒米を作っている田んぼは、まだ若干黄緑。
「この時期の米の中身はミルクみたいなんだよ!」
という伊澤さん。
よく耳にはするけど、堅い米がミルクって、嘘でしょ!?
と思ったら、本当にそうだった。
一瞬で乾いて、片栗粉みたいなサラサラ感がありました。
面白い。
酒の勉強
次に蔵見学をさせて頂き、酒についてのプライベートレクチャーも受けさせて頂きました。
独自のスタイルを持っている方の話は、やっぱり興味深いな・・。
シャンパン、ワイン、日本酒で違いを比べる実践レクチャーも受けました。
こういうのって物凄く勉強になるな。
伊澤さんのスタイルは、ワイン、ビール、シャンパン、日本酒、泡盛、どれもフェアに扱って話しを進めてくれるところ。色々と比べてみて、自分なりの答えを見つけてください的な教え方をしてくれるので、感性が求められます。
酒造りのこだわりを語るのではなく、酒が飲まれるOccasionを語れるのは、
色々な蔵元を見ても、伊澤さんが飛びぬけていますね。
こういった強みがある方で、そして海外経験も長く、
Open mindedな方から酒を学べるのは、とても貴重です。
4回足を運ばない人は、むしろ勿体無いと思いませんか!?