中国のインポーターとの日本酒輸出に関するやりとり

今現在、中国の酒類輸入会社4社と日本酒の輸出に関して話し合いをしています。どの会社さんも共通しているのが、かなり焦り気味でFOB価格を聞きたがる傾向がある気がします。

 

「その値段だと高い。もっと安くならないのか?」

 

こんな事を言われたら、ちょっと頭にきます・・。だって一滴もお酒を飲んでいないのに値段が高いってどういうことだろうか?高い安いは価値に見合っているかどうか。飲んでもいない、実際に手にもしていないのに、高いも安いもありません。

 

ですので、色々と問い合わせがあっても、その中からしっかりした業者さんと連絡のやり取りをするようにしています。そして、少しお互いの信頼関係が構築できたら、試飲のサンプルの日本酒を輸出します。飲んで味見をしてもらい、価格と見合うかどうか判断してもらうのが一番です。その後、可能であればインポーターには日本に来てもらって、蔵見学をしてもらいたいと思います。

 

私たちは、蔵元さんが丹精こめた酒を海外に紹介する訳ですから、理解してくれる相手に紹介しないとミスマッチとなります。そういうのは避けたいですから、質を分かる会社とお付き合いする必要がりますよね。

 

今現在やり取りをしている4社の中国の会社の中から、最終的に1社と良い関係を築ければいいのですが、0になる場合もあります。でも、機会はいつでもありますから、焦らず、フィーリングの合うもの同士でビジネスが出来れば幸いですね。


投稿日: 作成者: Yoshi Nakano
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