弾丸ツアーで、新潟の蔵元を2つ見学させて頂きました。
週末なのに親切に対応をしてくださった関係者の皆さんに心から感謝をしています。
ありがとうございます!
新潟は広大な田んぼが広がっているのと、山々の風景がとてもきれい。手前の山は緑でも、その先の山にはまだ雪が残っていたりして、素晴らしい景色でした。
僕が酒について学び始めた時、”Sake Obi-Wan”はこう言ってました。
「色々な蔵を回って、違いを知るのも大事」っと。
Productionでも大中小と違いがあるし、味でも異なるStyleがありますよね。特に海外から来られる人は、何社もの蔵を見た方が視野が広くなると思い、出来る限り異なる規模の蔵をお見せしたいと思っていました。
新潟での蔵巡りの1つめは、Productionも大きい大洋盛さんを見学させて頂きました。
Is this all new production?
とゲストの2人が質問をするほど、とてもキレイな設備でした。
「掃除をし、メンテナンスを続ける事で、蔵をキレイに保っています」
と、蔵の関係者が教えてくれました。
大型のタンクが並び、Productionの大きさを感じました。
酒米のディスプレイに興味津々。タイ米のような細長い米をイメージしていたそうですが、実際に手にとって米を見る事で、自分が持っていたイメージと異なる事に気づき、勉強になったとの事です。
「かたふね」を展開する、竹田酒造さんの蔵見学
新潟エリアのお酒を飲んでいて、僕が普段思う事は
- Aroma: Rice sweetness aroma rather than fruity or floral.
- Taste: Clean for sure, Dry but not too dry as burning, medium lasting length.
- Body: light and delicate bodied character.
竹田さんの酒は、
- more presence on the palate, tangible, flavorful, but keep the clean style.
といった感じでしょうか・・。
以前に何回か飲んだ事があったので、実際に蔵を見学できると聞いて、少しテンション高めで見学をさせて頂きました。
蔵の雰囲気は島根県の月山さんをもう少しコンパクトにしたような感じで、
「機械的」ではなく、「手仕事」という印象の蔵です。
きっと冬のシーズン中に見学が出来ると、素晴らしいActionが見れるんだろうな・・・
と思いながら話を聞かせて頂きました。
見学をしていて、結構役立つのが携帯電話についている計算機の機能。
特にProductionの計算の時に重宝します。
海外の方は、ボトル計算、ケース数計算で話を進めるので・・・。
蔵見学の次は、試飲をさせて頂きました。
ゲストの2人も言っていましたが、竹田さんの酒に対する情熱が表情に表れます。
説明してくださる時は、真剣に。時にはBig Smileで酒を我が子のように紹介してくれます。
そんな竹田さんのお酒が、もっと色々な所でも飲まれてもらえれば・・・と思いますね。
僕が個人的に気になったのは、純米酒と本醸造の2つですね。
食事と一緒にも味わったら、どんな味わいかな?と気になりました。醤油とか、出汁とかの和風な味わいと合わせると面白そうです。薄味の食事なら、少し温めて飲むと「食事の味に乗ってくる」感じかな?と思いました。
今日は1日で新潟の北部~南部を移動し、2つの蔵元さんを見学する事が出来ました。海外から来られた2人も、旅行会社ではやらないようなTourを経験出来、とても喜んでいました。こういった活動がキッカケで、今度はビジネスへと発展していくと嬉しいですね。