お世話になっている方のご紹介で、2日間で5箇所の蔵元見学が出来ました。
一番最初に、新潟市内の笹祝酒造さんの蔵見学をさせて頂きました。
お聞きしたところ、創業は明治32年だそうです。
創業以来ずっと地元地域の皆様から愛されている蔵元さんです。
今回、僕の酒蔵訪問が急だったにもかかわらず、こころよく案内をしてくださいました。
からっと晴れた新潟の青い空と、歴史ある蔵の雰囲気が印象的でした。
社長の笹口さんのご案内で、中に入る事が出来ました。
ありがとうございます。
笹祝酒造さんの蔵は、とても「木」を感じる事が出来る蔵でした。
広い蔵を、木で組み上げていった当時の大工さんの技術って凄いですよね・・。
太くて重厚な木の柱を沢山目にしました。
建設は数年の時間がかかり、大勢の大工さんがこの地で木を削り、建物を建てていったそうです。
100年後もその当時の雰囲気を保っている建物を見ると、
海外の輸入者も是非訪れてみたい!と言うだろうな・・・と思いました。
この時期ですので仕込みはしていないのですが、酒造りの現場を丁寧にご説明して頂きました。
新潟の酒蔵で頂く、貴重なお酒
実際に酒造りの説明を聞いた後に頂く酒は、とても貴重な物に感じます。
今シーズンの酒や、2年熟成させた酒などを、その場で頂きました。
どの酒もキャラクターとして、米の甘味を感じさせる香りと、マイルド・丸みのあるBodyと、
Slightly Dry Finishingがあり、食事の味を引き立てるような味わいだなと思いました。
全ての酒を丁寧にご説明してくださり、試飲を楽しむ事が出来ました。
米の味わいと風味をバランスよく出しているのが印象的でした。
大事なお客様との関係を保つ「便り」
毎月、この様なお便りを作っているそうです。
こうやって自分の所のファンにお便りを定期的に送って関係を続けているのは凄いなと思いました。
地元の皆さんに喜ばれる酒であり続ける理由が1つ見えた気がします。
暖か味のある蔵元と知り合うことが出来て嬉しかったです!