新潟県は長岡市の蔵元、お福酒造さんを見学させて頂きました。
急な訪問だったのですが、親切に蔵を案内して頂きました。
坂詰さんに感謝です。
見学がスタートして、直ぐに「もと場」を見せていただきました。
この際に、「速醸もと」についての説明を教えていただく事に。
現在の酒造りの主流「速醸仕込み」を先駆けて実践していたのが、
お福酒造創業者の「岸五郎」さん、だそうです。
こういったStoryが出てくると、蔵見学はより楽しくなりますね。
酒蔵の裏にある、田んぼの更に奥の方から湧き水を引っ張ってきているそうです。
水は、土の中に埋めたパイプを通って引かれているそうですが、地震があった際には水がSTOPしてしまい、
大変だったそうです。
現在の蔵は地震前に建設された建物との事ですが、とてもキレイで最新な感じに見えました。
酒造用冷蔵貯蔵タンク(サーマルタンク)も大きいのが何本もありました。
部屋全体の温度を下げて冷蔵庫の様にするより、各タンクを冷やしている方が経済的なんだそうです。
確かに、Warehouseに10本タンクがあったとして、その中の1本だけに酒が入っていて、9本が空だったら・・・、
と考えると1本1本を冷やしている方が経済的なんでしょうね。
「なんでここにBarrel!?」
と思ったら、シェリー樽貯蔵の焼酎を作っているところだそうです。
「面白いな~」と思い、興味津々になりました。
ALC約25%、シェリー樽貯蔵を12ケ月するそうです。
色々とユニークな酒造りがあるんですね。
「福の蔵」という直営店で試飲
先ほど蔵で見せていただいた酒を、今度は蔵の隣りに併設されている直営店で試飲させて頂きました。
酒と一緒に、使用している米のディスプレイもあるので、テンションが上がりますね。
どのお酒も米の旨みを表現している酒で、食事と一緒に楽しみたくなる酒だなと思いました。
「一本 〆」で造った酒もありました!
蔵の方が丁寧に商品の説明をしてくださるので嬉しいです。
試飲をさせてもらいながら、気になる事があれば、何でもメモメモです。
蔵の近くに、温泉か観光施設があるらしく、直営の店にはお客さんが何組か来ていました。
車を走らせていて、「酒蔵」とか「直売」なんて看板を目にしたら気になりますよね!
お見上げにも人気だそうです。
あっという間の見学でしたが、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。
蔵のStory等も聞けて良かったです!